dokoQLは、ブラウザ上でSQLを編集し、データベース操作を体験することができるWebサービスです。PCブラウザをはじめ、スマートフォンやタブレットからも利用可能です。
2013年にSQL入門書『スッキリわかるSQL入門』の付録として誕生し、2022年に最新版(バージョン3)として生まれ変わりました。
この記事では、基本的なdokoQLの使い方を紹介します。
【ステップ1】dokoQLにアクセスする
PCやタブレット、スマートフォンのブラウザで以下のURLにアクセスします。
ご利用になる端末での画面の大きさによりメニューの位置に違いがありますが、機能は同様です。
PCやタブレットでアクセスした場合
dokoQLは複数の画面がありますが、アクセス直後は「ワークスペース」という画面が表示されています(その他の画面には、左端アイコンをクリックすることで切り替えることが可能です)。また、「家計簿」データが既にDBに読み込まれた状態になっています。
ワークスペース画面は、「データベース」表示(左上)、「エディタ」(右上)、「結果表」(下)の3つの部分から構成されており、基本的な操作はこの画面内で行います。
スマートフォン・タブレット版にアクセスした場合 |
スマートフォンでは、「ワークスペース」画面は利用できません。そのため、アクセス直後「エディタ」画面が表示され、SQL入力を受け付けている状態になっています。 基本のメニューは画面下に表示されており、各ボタンを押すことによって画面の切り替えが可能です。
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【ステップ2】テーブルの確認
「ワークスペース」画面の左上部(または「データベース」画面)では、現在データベース内に存在するテーブルと中身のデータを確認できます。
【ステップ3】SQLの実行
「ワークスペース」右上部(または「エディタ」画面)にSQL文を入力し、「SQL実行」ボタンを押すと、SQLを実行することができます。
- Shift + Enterキーでも実行できます
- セミコロンで区切って、複数のSQL文を記述し、一度に実行することも可能です。
- エディタ内で、一部の行を選択をして実行ボタンを押すと、選択されている範囲のSQL文だけが実行されます。
- セキュリティ上の理由から、更新系のSQL文の実行にはサインインが必要です。
- 一部の文字列を含むSQL文は、セキュリティ上の理由で実行が拒否されます。
【ステップ4】実行結果の確認
SQLの実行結果は、画面下部の「結果表」(または「結果表」画面)に表示されます。
一度に複数のSQL文が実行された場合、ビュー右上のドロップダウンメニューから、各SQL文に対する結果表を切り替えることができます。
SQL実行回数に関する制約
dokoQLシステムに対して寄せられる多数のSQL実行リクエストに、安全・高速に対応するため、dokoQLには連続して実行できるSQL文の数に制約があります。
現在の実行数や、最大実行可能数については、「ワークスペース」画面の左上部(または「テーブル」画面)に表示されます。以下は、「最大実行可能数は10回であり、うち4回まで消費している」時の表示状態です。
- 残り実行回数がなくなると、それ以上SQL文を実行することができなくなります。
- 上記画像中の「時計マーク」をクリックすると、一連のSQL文を実行する前の状態にDBが戻ります(データベースリセット)。リセットすると、再度SQL文を実行することが可能になります。
- ユーザー登録後サインインすると、最大実行回数は100回以上に増加します。
【ステップ5】サインインして快適に学習する
サインインしてdokoQLを利用すると、より快適に学習を進めることができます。以下の記事を参考に、より効率よくSQLを学びましょう。