dokoCは、C言語のコンソールプログラムを手軽に実行することができるWebサービスです。Java入門書「スッキリわかるC言語入門 第2版」の付録として2021年に誕生しました。
この記事では、最も基本的なdokoCの使い方を紹介します。
【ステップ1】dokoCにアクセスする
PCやタブレット、スマートフォンのブラウザで以下のURLにアクセスします。
ご利用になる端末での画面の大きさによりメニューの位置に違いがありますが、機能は同様です。
【ステップ2】ソースコードを確認する
アクセス直後のdokoCでは、すでに「Hello, World」という文字を画面に表示する簡単なソースコードが入力された状態になっています。
【ステップ3】コンパイルする
コードの画面のプログラムを実行するには、まず「コンパイル」という手順が必要です。dokoCでは、「コード」画面の右下にある、黄土色のボタンをクリックすることでコンパイルすることができます。
ほとんどの場合、数秒でコンパイルが終わり、dokoCの画面は自動的に「コンパイル」という画面に移り、コンパイルの結果を確認することができます。
ソースコードに誤りがない場合には、その旨が表示されます。誤りがある場合には、コンパイルエラーの内容と、エラーが発生した行番号が表示されます。行番号を選択すると、ソースコードの画面に戻り、その行がハイライト表示されます。
コンパイルが成功した場合
コンパイルが失敗した場合
【ステップ4】実行する
「コンパイル」で特にエラーがでなければ画面の右下に、緑色の再生ボタンが表示されます。このボタンをクリックすると、dokoC上でプログラムが実行され、結果が表示されます。
実行結果の右下にある「<>ボタン」をクリックすると、元のソースコード編集画面に戻ります。
もっとdokoCを活用するには
dokoCでは、無料のユーザー登録とサインインを行うことで、ソースコードを自由に編集してコンパイル・実行することが可能になります。
また、いくつかのサンプルプログラムや書籍「スッキリわかるC言語入門 第2版」に収録されているソースコードを呼び出してすぐにコンパイル・実行できる「ライブラリ機能」がありますので、ぜひ学習にお役立てください。